東京ひとり

難しいことよくわかんない… 都内ひとり暮らし男の雑記です。

不思議な映画「スプリング・ブレイカーズ」

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【見るべき映画リスト】で掲載した『スプリング・ブレイカーズ』をDVDで鑑賞しました。
春休みを楽しむ為にダイナー(レストラン)を強盗しちゃう女子大学生というあらすじでおバカ映画かと思いきや想像を超える不思議な映画でした。


ストーリー

フェイス、 キャンディ、ブリット、コティの女子大生4人組は刺激の無い退屈な学園生活をスプリング・ブレイク(春休み)で変えようと旅行に出る予定するがお金が貯まらず、レストランで強盗を行う。
お粗末な強盗だったが上手くいき、フロリダのビーチで春休みを満喫する事ができた。
しかし調子にのって麻薬に手を出し警察につかまる事に。。。
そこで彼女たちを助けたのは麻薬の売人・エイリアンだった。


感想

おバカな女子大学生4人組と麻薬の売人とのトラブルコメディー的な内容を予想していたのですが全く違いました。
映像の色彩が鮮やかで肉体の艶めい感じや若者達の集団の狂ったパーティーの雰囲気がリアルに伝わりました。
はじめは酒、ドラッグ、セックス、パーティー!って感じで裸でらんちき騒ぎを起こす若者たちでしたが、
麻薬の売人に助けれてからは普通の女子大生がギャング行為に手を染めていく過程。
何の罪悪感も無く悪事をはたらく行為が不思議と純真な行為として見えてしまいました。
彼女たちがスプリング・ブレイクで可怪しくなったのか、それとも元々普通ではなかったのか、しつこいくらいにエイリアンが口にしていた「スプリング・ブレイクを永遠に」を引き継いで何処かへ去っていく
彼女たちは永遠のスプリング・ブレイクを続けようとしているのでしょうか。